女性暴行容疑の男性講師不起訴 盛岡地検
(2012/01/28)岩手日報
盛岡地検は２７日、住居侵入と強姦（ごうかん）の疑いで逮捕、送検された＝盛岡市＝を不起訴処分とした。
同地検は処分の内容や理由について「被害関係者の心情等配慮してコメントは差し控える」として明らかにしていない。
男性講師は、１０日午前２時４５分ごろ、盛岡市内の２０歳代の女性宅に侵入し、乱暴した疑いで逮捕されていた。
県教委教職員課の佐藤新総括課長は「まだ本人から状況を聞いていない。事実関係を確認した上で、どのように対応するか検討していく」としている。
岩手県警盛岡東署は１０日、盛岡市西松園、県立盛岡みたけ支援学校講師松村俊輔容疑者（３１）を住居侵入と強姦の容疑で逮捕した。
発表によると、松村容疑者は同日午前２時４５分頃、同市内の２０歳代女性宅に侵入し、女性に暴行した疑い。女性の知人が１１０番し、逮捕された。調べに対し、松村容疑者は容疑を認めているという。
同支援学校によると、松村容疑者は２０１０年４月から同校に勤務し、保健体育を担当、中学部の副担任を務め、勤務態度はまじめだったという。県教育委員会などによると、７年前、県立盛岡北高体操部コーチに就任し、昨年の山口国体では、岩手県の体操少年男子チームの監督を務めた。